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2024.05.04,Sat
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2012.10.28,Sun
天蓬元帥月間が失速していましてすみません。
それもこれもちょっと古本屋で見つけた本が面白かったものでつい寝不足になるほど読んでしまっていまして……!

天国への鍵 (ハヤカワ文庫NV)
天国への鍵 (ハヤカワ文庫NV)

よくあるダン・ブラウンのn番煎じだろうと思って読み始めたら、本物の悪魔が出てくるB級ノリが面白くてたまりませんでした。なんといっても文章が読みやすくて良いです。
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2012.03.26,Mon
オススメのSF作品教えてくださいと言われてつい条件反射的に「ニューロマンサー」シリーズ、「鋼鉄都市」シリーズ、「一九八四年」とベッタベタな返答をしてしまったのを今になって悔やんでいます。
いや確かに面白くてオススメだけど! 他にもっと色々あっただろう私!orz
というわけで勝手にここで他の私的オススメSF作品を紹介。

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)
>タイタンの妖女/カート・ヴォネガット・ジュニア
 とても人間くさくて、奇妙でおかしくて、でも切なくて優しい物語。愛と死と運命。

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
>順列都市(上・下)/グレッグ・イーガン
 小難しいイーガンの話の中でもわりと易しい方(たぶん)。「自分」はどこまで「自分」なのか? っていう思考実験の世界。

世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
>世界の中心で愛を叫んだけもの/ハーラン・エリスン
 短編集。なるほど分からん的な話が混じってますが御愛嬌。
 「少年と犬」の最後、愛はここにあった。バイオレンスなのに清々しくてびっくりする。

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)
>ユービック/フィリップ・K・ディック
 現代から過去へとじりじり退行していく世界。どちらが現実なのか脳みそがどろどろになる感覚。トリップできます。

METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS
>METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATORIOTS/伊藤計劃
 色んな意味で反則気味だが好きなので紹介。メタルギアソリッド4の小説版。
 なんといっても語り手であるオタコンの語り口が柔らかくて優しいのがいい。この物語にまつわる人々への愛が詰まっている。

あと、猫好きなら「タフの方舟」「夏への扉」「ゼロ・ストーン」なんかもオススメ。
っていうか誰かとSFの話がしたいです よ。だって周りの友人とか誰もSFに興味ないんだもの。


そうそうこれは言っておかないと。
TWIN SIGNAL (1)
>TWIN SIGNAL/大清水さち
 私の原点であり聖典。文庫版も出てるしとりあえず皆読むといいよ!
2011.09.01,Thu
グリムスペース (ハヤカワ文庫SF)
グリムスペース (ハヤカワ文庫SF)

 読了。
 あらすじ:グリムスペースという異空間を航行するには、J遺伝子を持つジャンパーが必要不可欠だが、彼らはファーワン社が独占していた。第一級ジャンパーのシランサ・ジャックスは着陸事故に遭ってただ一人生き残り、医療施設に監禁されていた。そこへ突如現れたマーチと名乗る男が彼女を救いだすが――
 表紙買いした一冊。
 スペースオペラでアクション冒険小説と要素いろいろ。先の展開が読めない感じでついつい一気に読んでしまった。主人公のジャックスも男前な女性でかっこいいんだ、これが。
 ジャンパーとパイロットの関係っていうのが、「歌う船」のブレインとブローンのそれと似ていながらまた対極でなんとも。
 かなりのボリュームの割に物語としてはまだ序章部分って感じがする。シリーズ化してるようなので次も見つけたら読んでみたいかな。
2011.08.23,Tue
メタルギア ソリッド2   サンズ オブ リバティ   (角川文庫)
メタルギア ソリッド2   サンズ オブ リバティ   (角川文庫)

 読了。
 前作がひどかったのでネタ半分で買ったら、随分ましになっててびっくり。
 ピンナップポスターを写真に撮るスネークとか、カモメの糞で滑るとかのゲーム内の小ネタはもちろん、発狂大佐の再現率に笑った。雷電、今すぐゲーム機の電源を切るんだ!
 でもなー、細かいところの描写がもうちょいどうにかならんかな。
 やっぱりMGSは伊藤計劃以外に書ける人いないんだろうか。
 屍者の帝国とかもすごく読みたかったのに……
2011.05.11,Wed
黒のトイフェル 上 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-4)黒のトイフェル 下 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-5)

>黒のトイフェル(上・下)/フランク・シェッツィング
 読了。
 あらすじ:中世のドイツ、ケルン。大聖堂の足場から建築監督が黒い影に突き落とされるのを目撃したこそ泥のヤコプは、そのために命を狙われることになり……
 前に読んだ「深海のYrr」とは舞台が全く異なる歴史ものってことで最初はとっつきにくさを感じたけど、読み始めたら相変わらずの息をも付かせぬノンストップぶり。最後の方でやや失速した感はあるけど、素晴らしい時間泥棒でした。
 しかし、あの宗教の裏はこんなにも血塗られていたのかと思うと怖いなあ……

 ところでヤコプの脳内イメージが平ゼロのジェットなんですが。
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